犬二匹目のタイミングってなかなか難しいですよね。
先住犬がいると、どのタイミングで二匹目の犬を迎えるか悩むことも多いと思います。
犬の性別や性格によっては嫉妬をして、喧嘩をしてしまうこともありますよね。
また、二匹目の犬の初日の飼い方やワクチンについても、今後に響くので重要になってきます。
今回は犬二匹目のタイミングや、二匹目の犬を迎えるにあたり注意すべき点について詳しくお伝えしてきますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
犬二匹目のタイミングはいつ?性別や性格を考えて喧嘩・嫉妬が出ないように注意!
犬二匹目のタイミングはいつ?
先住犬がいる場合、一匹だけでは可哀想だし「いつかは二匹目の犬を・・・」と考えますよね。
でも、犬二匹目のタイミングってなかなか難しいもの。
そんな犬二匹目のタイミングの答えは、先住犬をベースに考えてあげるのが正解です。
特に、犬二匹目のタイミングは先住犬の、
- 性別
- 年齢
- 性格
これらをベースに考えていくのが良いでしょう。
犬二匹目のタイミングについて、先住犬の要素から一つずつ説明していきますね。
まず、先住犬の性別について。
実は、先住犬の性別によっても犬二匹目のタイミングは変わってきます。
特に、先住犬の性別がオスの場合は要注意。
先住犬の性別がオスの場合は、縄張り意識も強いので二匹目の犬を受け入れてくれるまでに時間がかかるんですね。
また、二匹目の犬を迎えることで、初めはストレスも感じやすいのです。
でも、二匹目の犬の性別がメスの場合、オスの先住犬は割と受け入れてくれることが多いんですね。
ただし、子供を産ませる予定がなく、性別の異なる犬を二匹目に迎える場合は必ず去勢をするようにしましょう。
また、先住犬の性別がメスで、二匹目の犬もメスの場合はある程仲良くなりやすいんですね。
一方で、先住犬の性別がオスで、二匹目の犬の性別もオスの場合は喧嘩になりやすくなります。
特に、犬二匹目を迎えるタイミングでは、二匹目の犬はまだ子供なので喧嘩をすると怪我をしてしまうこともありますよね。
このような場合には、先住犬がある程度落ち着いてきたら犬二匹目のタイミングです。
具体的には、先住犬が3〜5歳までの間に、二匹目の犬を迎えるようにすると良いでしょう。
この先住犬の年齢については性別の影響だけでなく、老後のことを考えてもベストな年齢差と言えます。
というのも、1〜2歳しか変わらない年齢差であれば、犬の介護や看取りの時期がかぶってきてしまうので苦労する可能性があるから。
とは言え、逆に犬の年齢差が離れすぎていると、先住犬もなかなか打ち解けられなくなってしまいます。
ありがちなのは、先住犬が年老いてきて亡くなった時のことを想像すると耐えられなくなり、老犬がいるのに子犬を迎えてしまうこと。
そうなると、ゆっくり暮らしたい老犬にとってはかなりのストレスを感じることになってしまうんですよね。
二匹目の犬を迎えると、どうしてもそちらの方に手を焼くことが多くなります。
ましてや二匹目の犬が子犬であれば、致し方のないこと。
そうなると、どんなに聞き分けの良い先住犬だったとしても子犬に嫉妬してしまうことになるでしょう。
このようなことも考えると、先住犬がある程度大人になってしつけも終わり、まだ体力も十分な3〜5歳頃までが犬二匹目のタイミングです。
2年ほどの余裕があれば、可愛い気の合う犬にめぐり合うのは十分可能と言えるでしょう。
あせらずに、ゆっくり犬二匹目のタイミングを見計らってみてくださいね。
また、犬二匹目のタイミングは、先住犬の性格を考慮してあげることも大切です。
先住犬がおっとり・のんびりタイプだったり、犬好きであれば割とすぐに二匹目の犬を受け入れてくれるかもしれません。
ただし、だからといって二匹目の犬を可愛がりすぎると先住犬が嫉妬してしまいます。
先住犬が嫉妬しないコツは、
- 先住犬を一番先に、順番を優先してあげること
- 愛情は先住犬も、二匹目の犬も平等にしてあげること
この二つがとても大事です。
また、先住犬が攻撃的である場合は要注意。
なるべく落ち着いた年齢になってからが、犬二匹目のタイミングと言えるでしょう。
そのほか、同じ犬種の犬は相性が良いのが一般的です。
また、先住犬と二匹目の犬の体格の大きさが全く違う場合には、怪我がないように見守ってあげることが大切ですね。
先住犬の性別や年齢、性格を考慮した犬二匹目のタイミングについて、まとめると以下のようになります。
参考にして、犬二匹目のタイミングを考えるようにしてみてくださいね。
[box class="pink_box" title="犬二匹目のタイミングまとめ"]
- 先住犬の性別がオスの場合は、なるべく若いうちは避けて落ち着いてきてからが犬二匹目のタイミング
- 先住犬の性別がメスの場合は、性格に問題なければ3〜5歳の間が犬二匹目のタイミング
- 先住犬と二匹目の犬の性別が違う場合は、去勢をしてからが犬二匹目のタイミング
- 先住犬が攻撃的な場合は、落ち着いてきてからが犬二匹目のタイミング
犬二匹目のタイミングとワクチン・初日の飼い方の注意点!
犬二匹目のタイミングを考えるにあたり、二匹目の犬を迎える準備も大切です。
たとえば、ワクチン。
主に子犬を迎えるという場合は、子犬が3回目のワクチンを接種してからが犬二匹目のタイミングです。
子犬が3回目のワクチンを接種後、2週間以上あけたタイミングで迎えるようにしましょう。
これは言うまでもないことかもしれませんが、先住犬が散歩などをしているとたくさんのウイルスや菌がくっついてきてしまうからですよね。
すでにワクチンを接種している先住犬にとっては問題のないものでも、子犬にとっては命取りになる危険があるからです。
また、すでにワクチンを接種している場合は、犬二匹目のタイミングを迎える前に先住犬を連れて行き、お見合いさせてみるのが良いですね。
そうすることで、相性が良いかどうかも見えてくるでしょう。
また、お互いをあらかじめ認識できるので、二匹目の犬をいきなり連れて行くよりもストレスが少なく、喧嘩や嫉妬が減るという効果もあるからなんですね。
そして、犬二匹目のタイミングとしては、初日の飼い方にも注意が必要です。
二匹目の犬を迎えた初日は、なるべくお互いが視界に入らないようにして過ごさせるようにしましょう。
これは、二匹目の犬がまだ新居に慣れていない中で先住犬に会うとストレスが大きすぎるためです。
初日の飼い方としては、まずは新居に慣れてもらうことが一番。
先住犬も二匹目の犬に気付くと気になってしまうので、できれば先住犬を散歩に連れ出している間に二匹目の犬を連れてくるのがベストです。
二匹目の犬を連れてきて初日から3日間は、新居に慣れるまでストレスが溜まりやすいです。
下痢などを起こす可能性もあるので、注意して見守るようにしましょう。
[box class="pink_box" title="こちらもおすすめ"]犬の多頭飼い、先住犬が弱い・逃げる時の対処!気が強い子犬と喧嘩させないためには?
[/box]
犬二匹目のタイミングはゲージ・トイレも合わせて計画的に!
犬二匹目のタイミングは、ゲージやトイレのことも考えて進めることも大切です。
まず、ゲージは一匹につき一つ用意しておきましょう。
特に、二匹目の犬にとっては自分の居場所となるゲージを確保してあげることが大切です。
先住犬の縄張りにいきなり住むことになったわけですから、二匹目の犬は居心地が悪いことこの上ありません。
そんな中で、自分だけが入れるゲージがあれば、ゲージがリラックスできる空間になります。
また、二匹目の犬の匂いがついたタオルなどをゲージに入れてあげると、さらに居心地が良く安心できますよ。
二匹目の犬が早く新居に慣れるためにも、先住犬と二匹目の犬のゲージは別にして、それぞれにゲージを準備するようにしてくださいね。
そして、犬二匹目のタイミングでは、トイレの数を増やしてあげるようにしてください。
通常、トイレの数は犬一匹あたり2つのトイレが必要と言われています。
もし、一匹に一つのトイレしかなければ、窮屈に感じてトイレを失敗してしまうことが多くなってしまうんですね。
つまり、犬二匹目のタイミングでは、トイレは4つ必要ということ。
ただし、一般的に二匹目の犬のトイレトレーニングは簡単な傾向が多いようです。
それは、二匹目の犬が先住犬のトイレを見て、自分からトイレを覚えてくれるようになるからなんですね。
そんな中でも、二匹目の犬がトイレを失敗しないように見守ることも大切です。
飼い主としては、犬二匹目のタイミングでトイレを4つ設置しておくようにしましょう。
このように、犬二匹目のタイミングでは、居住スペースが必要になることが多いです。
さすがに1Kのアパートなどでは、特に初日から一ヶ月の間は犬同士のストレスがたまってしまいます。
犬二匹目のタイミングを迎えるまでに、スペースの確保やゲージ、トイレを必要な分用意してあげることが大切ですね。
犬二匹目のタイミングと初日の飼い方のまとめ
犬二匹目のタイミング、初日の飼い方などについてお伝えしてきました。
おおよそではありますが、2〜3週間もあれば先住犬も二匹目の犬も、それぞれ慣れるようになってきます。
ただし、そのためには犬二匹目のタイミングを考えることだったり、二匹目の犬を迎える準備をしてこそ。
先住犬も二匹目の犬もストレスなくお互いに幸せに暮らせるよう、飼い主として最大限の準備をして犬二匹目のタイミングを迎えるようにしてくださいね。
[box class="pink_box" title="私も使っているおすすめドッグフード"]